最強の格闘技は?
格闘の分化と進化






デジタル・シュミレーションは、

まだまだ実現不可能なようなので、

思考実験?で考察を進めていきたいと思います。





そもそも、「最強格闘技は何か?」などという疑問が出る理由は、

使用する部位、使用可能な技の種類、ルールなどで、格闘の種類を分けて進化させてしまったからです。





で、全面的な格闘はすたれ、

というか、そんな危険なことは進化しない。

進化しようがない。本気で試せないから。

結果的に、全面的格闘はすたれてしまいました。(21世紀までは)


また、競技の範囲が狭ければ狭いほど、

その枠内で勝ちを模索する為に、

特殊な、より効率的な、より精密緻密綿密な、技が進化誕生します。




そして、分化して進化してしまったことで、

認めれている技以外は「想定外」となり、その競技でしか使用不可な技も誕生しました。



極端な例を出すと、ボクシングで、

姿勢を低くくしてガードを固め戦う戦法があります。

ボクシングで、これを攻略しようと思えば、アッパーぐらいしか方法がありません。

しかし、蹴り(足技)有の競技なら、「ヒザ蹴りを入れてください」と言っているようなものです。



また、安全面を考慮する為に、危険技は反則となり、使用不可の技となりました。



そして、時は経過し、

「このような体勢では、こーゆう攻撃ができるけど、禁止だからしないだけ」

「このよーな場合、こーゆう攻撃を受ける可能性があるが、反則なのでこないだけ」

という本来の意味が忘れ去られ、

競技のみのルールが最優先されたと思うのです。





マウント状態での打撃、「バウンド」は、

アルティメット大会やグレイシーが登場して初めてその有用性、危険性、が一般にも認知されましたが、

その危険性を以前から知っていた格闘技識者もいたと思います。



しかし、それはほんの一部の人たちであって、

本来なら、格闘技者として最も基本的なこととして認知していなければならないことを

忘れ去っていたのです。


・・・というか、それまで必要なかった。











一般に、分類され分化して進化した格闘技を、

修練する場合、

その格闘技の限定性が高ければ高いほど、

この技は全面的な格闘で使用可能かどうか?

使用不可なら、どうやったら使用可能になるか?

などなどを、自問自答して修練しなければいけないのではないかと思います。



しかし、その格闘競技内で勝とうと思えば思うほど、

その競技内で熟達しようと思えば思うほど、

その競技に体が慣れてしまい、

その動きが全面的格闘に不利だとしても、

その競技内で勝つ為には、その動きを反射的におこなえなくてはいけなくなります。




ある意味、その競技内で勝つことと、

全面的格闘で勝つことは相反していると言っても過言ではないと思います。



まぁ、しかし、その競技内で勝てる人は、

やはり適応能力も良くて、

方向を転換する意思させ持てば、全面的な格闘に慣れることも早いのではないか?

と思ったりもします。




トップページへ

世界の格闘技・種類・一覧
パンチ連打あなたも1秒で10発打てるようになる?
貫手ーNUKITEーHP貫手考察
youtube内動画
・・・・・1秒で10発・・・・・貫手板割り・・・・・片手腕立て伏せ・・・・・1秒で10.5発・・・・・



inserted by FC2 system